地震時に逃げ遅れないこと

平成7年に起こった阪神・淡路大震災では、家具の転倒で下敷きになったり、室内に物が散乱しケガをして逃げ遅れるなどの被害が多くありました。
大地震の後には火災が発生する可能性もありますから、室内でケガをして動けなくぬるということは、命にかかわります。

昼間の明るい時に地震が起こった場合は、危険を避けることもできますが、夜中の眠っている時に地震が起こった場合、突然家具が倒れてきてもよけられるでしょうか?
暗闇の中で、割れた食器を踏まずに歩けるでしょうか?

寝室の家具の配置は安全ですか?横になった頭の方に、背の高い家具が並んでいませんか?眠っている時に家具が倒れてくると危険です。
逃げ道となる通路や廊下に、家具や物を置いていませんか?物で塞がった廊下のせいで逃げ遅れることのないようにしましょう。

まずは、寝室の家具の配置、通路や廊下の避難経路を確認しましょう。
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11日という日

毎月やってくる11日。
そのたびに、あの3月11日のことを思い出します。
大きな被害をもたらした「東日本大震災」。
日本人の意識を大きく変えました。

去年は、新建築家技術者集団 復興支援会議の活動に数回同行させていただき、
被災地の視察や、仮設住宅の支援のお手伝いをさせてもらいました。
行くたびに衝撃を受け、被災地の方の笑顔に感動させてもらいました。

被災地では、いまも移転先が決まらず、仮設住宅に暮らす方々がたくさんいます。
関西に届く情報も少なくなりましたね。

陸前高田20120305

陸前高田20120305b

写真は、昨年3月5日の陸前高田です。
今年はもう雪が積もっているのでしょうか。

近年は、災害を防ぐ「防災」という考え方に対して、「減災」という考え方があります。
「減災」は、災害を防ぐことはとても難しく、ゼロにすることは不可能なので、
災害が起こった際に、被害を最小限にするという考え方です。
日本では、地震や津波、台風など、自然災害をなくすことは不可能ですね。

こう書くと難しいことのようですが、身近に自分でできる取り組みもあります。
例えば、部屋の中の家具を固定すること。
地震を防ぐことはできませんが、地震で家具が倒れて被害を大きくすることを防ぐことができます。

ことしは、毎月11日は防災や減災のことを考えたり、関連情報を提供したいと考えています。
来月からは、先ほど書いた「地震による家具の転倒防止」のことを
少しずつ解説していきたいと思います。


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プロフィール

渡邊 有佳子

Author:渡邊 有佳子
奈良でアル建築設計を主宰
しています。
住宅や空間を設計・デザインしなが
ら感じたことをのんびり綴っていき
たいと思います。

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